こんにちは、めぐです。
私のちょっと変わった観点でのカメラ選び。タイトルに書きましたが、『カメラ選びはラボ選び』というお話をしてみようと思います。
どういうこと?って思った方も多いと思いますが、こんな風にカメラを選ぶ人も居るのか。。。という軽い気持ちで読んでもらえたら嬉しいです。
写真の編集が苦手です。
みなさんは写真の編集や加工、RAW現像などは好きですか?写真が趣味の方でここの工程が楽しいという方もいらっしゃいますよね。
でもね、私はどうしてもここが苦手。何度も挑戦しようと思ったことはあるのですが、図書館で借りた本もほぼ読まずに返してしまったり、どうにも気持ちがノリません。
今私がやっている編集は、明るさと傾きを直すくらいで、色味はほとんど触ることがない……こんなレベルなんです。
だから、
『撮って出しの写真が自分好みになるカメラ』
これが私がカメラを選ぶ時、何より重視したいポイントになっているなと最近つくづく思うようになりました。
富士フイルムの撮って出しの色が好き!
私は富士フイルムのカメラが大好きです!
正直に言っちゃうと、ボディデザインやAF性能など他メーカーの方が良いなと思うところもあるにはあります。
でも私は、今後買うなら絶対に富士フイルムのカメラがいい思っています。それくらい富士フイルムの撮って出しの写真がお気に入りです。
初めてX100Sを店頭で触って撮った写真を見た時の「わぁこの色好き♡」と思ったあの気持ちは今もハッキリ覚えています。
カメラ選びは好きな写真家さんの真似から始まったのですが、富士フイルムのX100シリーズは初めて自分で選んだカメラ。ただただ、写し出す写真が好きで選びました。
X100シリーズは撮って出しのままで優しい雰囲気の写真が撮れるし、本当に助かっています。明るさや傾きさえ編集しないことも多いくらい。
自分の苦手な部分を補ってくれる。これこそ『良き相棒』ですよね。
ラボでのアルバイト経験
話は少しそれますが、実は随分前に写真のラボ(現像所)で2年間ほどアルバイトをしていたことがあります。
そこは某メーカーのフィルム写真の現像所でした。
その頃から写真を撮ることは好きだったけど、カメラのことは全くと言っていいほど興味がなく、使っていたのは使い捨てカメラやチェキといったカメラの知識がなくても撮れるカメラばかり。友達との時間を写せればそれでいいと思っていた頃です。
だからね、あの頃はまったく色調整の方法など興味がなく、その辺はまったく身についていません。今なら学べることがたくさんあったのになぁと思うけど、興味がなかったんだから仕方ない。
でもそのバイト経験で、同じフィルムでもプリントする時のデータによって、写真の色味や明るさをある程度調節することができるということは知りました。(ネガフィルム)
私の仕事は、観光地でカメラマンが撮影した写真のプリントオペレーター。その中にテスト焼きを2・3回して色味と明るさを調節するという工程がありました。
C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)
この3色を使って社員さんが色と明るさの調整をしていきます。
『M足し、Y引きで、明るさプラス1でテスト焼きして!』
なんてするわけです。私はその言われたデーターをそのまま機械に入力して焼き付けていく役目だったので、色味を調節するコツなどは残念ながら分からないまま。。。(今ならめちゃ聞いてたと思う)
同じフィルムでも、どんな色味の写真になるかは現像所のセンスが少なからず関係している。それは間違いなくあるんですよね。だから自分好みの写真に仕上げてくれる『ラボ選び』はフィルム写真では必要なのかなと思っています。
デジカメ自体が1つの現像所!
これは単なる私の思いつきですが……
他の機能よりも撮って出しの写真を重視して選ぶ。そんな私にとって、カメラ選びはラボ選び!と言うても過言じゃないなと。ふとそんな事を思いました。
撮って出しとは、「カメラが現像してくれる写真」ですもんね。カメラはワタスにとって1つの現像所なんだなぁって。
写真の編集と整理はシンプルに
カメラも好き、写真を撮ることも好き。でもその後の編集や写真整理はなるべくシンプルに、時間をかけずにやりたい。
そんな私がたどり着いたのは。。。
カメラは「富士フイルム」
写真整理は「おもいでばこ」
と言いつつCANONの初代5Dも使ってますが、あれも撮って出しの写真が気に入っているという点は同じです。
これからも良き相棒のカメラと「撮って出し」で写真ライフを楽しみたいと思います♪
カメラが1つの現像所だと思うと、急にカメラが小さなお店のように見えてきて可愛く思えてきたのでした。