カメラのいろは(学)

【自動露出】露出補正 ・ ISO感度 ・F値 ・SS はワンチーム!

こんにちは、めぐちんです。

今回もお勉強シリーズです。以前このブログで、カメラの基本「露出(露出補正)F値SSISO感度」の4つをそれぞれ説明しました。

一つ一つの特徴や役割。それが理解できたら、次に見えてくるのが、この関係性。

カメラちん
カメラちん
今回はその「関係性」について、考えてみよう
めぐちん
めぐちん
ワンチームとな?
この記事はマニュアル露出ではなく、自動露出(AE露出)をする前提で説明しています。

それぞれの特徴のまとめ

特徴を簡潔にまとめたのがコチラです。

特徴まとめ
  • 【露出】光の量・写真の明るさが変化
  • 【露出補正】カメラがオートで決めた露出を±させて光の量を調整
  • 【F値】光を通す穴の大きさで光の量を調整・ボケ味が変化
  • 【SS】光を通す時間の長さで光の量を調整・ブレが変化
  • 【ISO感度】光を感じる度合いで光の量を調整・ノイズが変化
カメラちん
カメラちん
注目したのは、黄色文字にした部分!

このまとめから『露出補正・F値・SS・ISO感度』の4つが、手段は違いますが、露出(カメラに取り込む光の量)の調整に関わっているということが分かります。

そしてこの特徴をじっくり考えると、2種類の役割も見えてきました。

特徴から見えた2種類の役割

2種類の役割とは。。。

これ!
  1. 必要な光の量を決める役
  2. 実際に光を取り込む役

1.必要な光の量を決める役

まず、カメラに取り込む光の量を決める役割をしているのが。。。

『露出補正』『ISO感度』

『カメラがオートで決めた露出(光の量)の±』と『光を感じる度合い』で、カメラの中に取り込む必要な光の量が決まる

露出補正ISO感度必要な光の量が決まる

※式はイメージです

2.必要な光の量を実際に取り込む役

そして、露出補正とISO感度で決められた必要な光の量を、実際にカメラの中に取り込む役割をしているのが。。。

『F値』『SS』

『光を取り込む穴の大きさ』と『光を取り込む時間の長さ』を掛け合わせて調節する。

必要な光の量を取り込むF値×SS

※何度も言いますが式はイメージです!

 

めぐちん
めぐちん
決める役と、実際に取り込む役か。チームみたいで面白いね!
カメラちん
カメラちん
まさに!この4つはワンチームとなって露出を調節しているんだよね。

露出補正+ISO感度=F値×SS

(※この関係式は、この役割から私が考えたイメージで正式な数値を出すための式ではないです。)

つまりは、それぞれの特徴・役割を生かし合い、連動して光の量を調節しているという事です。

具体的に4つの関係性をシミュレーション!【図解】

 

めぐちん
めぐちん
どう繋がっているのか、もう少し具体的に知りたい!

ここでは具体的にシミュレーションをしながら説明します。

図で解説するために、光の量(露出)をキューブの数で表すことにしました。

シミュレーションCASE①

露出補正とISO感度を固定して、F値を変えていくとSSがどうなるかをシミュレーション

露出補正0ISO感度400に設定した時、一枚の写真を撮るのに必要な光の量(露出)はキューブ12個分とします。

 

キューブ12個分をF値とSSを調節して、カメラの中に光を取り込んだイメージ図。↓↓

  • F値(穴の大きさ)を縦軸
  • SS(時間の長さ」を横軸

これは取り込む穴の大きさは小さく、取り込む時間を長くして撮影したイメージです。

次に少しずつ穴の大きさを大きくしていきます。

すると同時にSSが変化することに注目です!

どれも同じ12個分のキューブを取り込んでいます。

光を取り込む穴の大きさが大きくなればなるほど、それに連動して取り込む時間は短くなっていくのがわかりますよね。

めぐちん
めぐちん
さすがワンチーム!相手に合わせて動いてるね。

 

シミュレーションCASE②

ISO感度を400から800に変更し、露出を0に固定した時、F値とSSはどう変わるかをシミュレーション

 

まずISO400→ISO800に変更すると、光を感じ取る度合いが上がるので、必要な光の量は減り、この場合は半分のキューブ6個分になります。

ISO400時のこれ↓を基準に見てください。

ISO400の基準とF値を固定し、ISO感度を800にしたのがこれ↓↓

もうひとつF値を固定したISO400と800の比較↓↓

どちらもISO感度を400から800にあげてF値を固定すると、SSが1/2になっていますよね。

 

次にSSを固定して感度を上げて比較します。

ISO400
ISO800

ISO400から800にあげてSSを固定すると、F値が1/2になっています。

ISO感度を上げて『必要な光の量』を1/2にした事で、F値・SSどちらかを固定したまま、もう一方を1/2にするこのができたわけです。

CASE②でわかったことをまとめると。。

ISO感度を上げると

  • F値を固定させ、SSをより速くできる
  • SSを固定させ、F値をより絞ることができる

※ISO感度を下げると逆の効果

 

ボケ味を優先してF値を変えたくない。ブレを優先してSSを変えたくないという時は、ISO感度でも調節できるということになりますね。

他の例では、ISO感度と同じ役割の『露出補正』を調節しても、F値とSSを間接的にコントロールできるのは同じ。その時は、露出補正を±すると写真の明るさが変わり、ISO感度を±すると写真のノイズが増減するという違いが出てきます。

 

同じ『光の量』を取り込むにも、4つの組み合わせは何通りもある。

優先するものを考えながら何を使って調節するか。そこが撮影者が考える部分ですね。

 

連動することをうまく利用する。

最初はわかりづらい部分ですが、「4つはワンチーム!」ということだけでも頭の片隅に置いておくと、後々納得できることが増えるかなと思います。

まとめ

 

カメラちん
カメラちん
4つの関係性、少しは理解できたかな?
めぐちん
めぐちん
4つはワンチームで連動することはわかった!でも、あれもこれも設定するのは難しそうだね…。

 

この関係性は、最初は理解できなくても撮影を繰り返していくうちに感覚的に分かってくるかなと思います。

この4つ全てを自分で設定することをマニュアル露出といいますが、最初はとてもハードルが高い。

なので、この記事ではカメラが露出をオートで設定してくれる自動露出(AE露出)での説明をしました。

だからといって全てをカメラに任せる全自動露出で撮っていると、写真の明るさやボケ味、ブレやノイズも思うように撮れませんよね。

全自動の一歩先に進みたい!

そんな時は、一部を自分で決めて、残りをカメラにお任せするという、便利な半自動露出のモードがあります!!

その中でよくオススメされているのが「絞り優先モード」

いろんな本やネットでも解説されていますが、このブログでも私の素人目線でまとめました。良かったら読んでくださいね。

〈補足〉露出補正という機能はマニュアル露出では使用せず、マニュアル露出では、F値、SS、ISO感度の±で光の量を増減させます。

 

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