先日行ってきた日間賀島への小旅行。ここのところ日常を5D+50mmの組み合わせのみで撮る機会が増えていたので、今回の旅にはこのセットを持って出かけました。
日常とは違う場面で感じたことを少し綴っていこうと思います。大好きな組み合わせだけど、旅にはちょっぴり不便でした。
CANON初代5D+EF50mm F1.8 STMは旅のお供に不向き?
旅先でこんなことが不便でした。
Wi-Fiが使えない
SNSにシェアできない
初代5Dは今の曽爺ちゃんカメラ(2005年発売)。Wi-Fiなんてついてません。
普段はこのシンプルさがお気に入りなのですが、旅先ではいつもと違う気分になってね
なんつて思ったわけです。スマホで撮ればいい話だけど、せっかくならカメラで撮った写真を使いたし、両方で撮るのも少し煩わしい。


iPadに送れない
あとは、カメラからiPadへ送れないこと。旅にiPadも持って行ったけど、車中の読書でしか使わなかった。せっかくiPadがあるのでカメラから送れれば旅先でも大きな画面で見れるのになぁと少し残念。
でも、こんなのがあれば出来そう?
シャッター音がちょいと大きい
普段は「いかにも写真を撮っています」と感じる5Dのシャッター音が案外好きなのですが、旅先では大きく感じました。周りの人への迷惑にならないようにと、躊躇して撮れないこともありました。
背面液晶が小さくて写真の確認がしづらい
曽爺ちゃんカメラの液晶は、普段から当てにしていません。
今更不満を言うではないって部分ですが、すぐ確認できないのはフィルムっぽい感覚。失敗していたら撮り直したいし、旅先ではちょっともどかしい。
50mmのみは旅先では物足りなかった(広角が欲しい)
50mmは子供の表情にフォーカスして、背景の余計な物を入れたくないというような普段使いにはとても好きな画角です。
だけど旅先で風景を、部屋を、料理を撮りたいと思う時には狭く感じることがありました。
この写真も席から立って爪先立ちして撮ってこれです。

何とか入ったけど傾いてるし。。。トリミングも厳しい。席に座って撮ろうとするとシラス丼がドアップになるし、対面で座っていた娘と旦那さんを撮ろうとしたけど、2人が入りませんでした。
良かったこともありましたよ

安く手に入れたカメラは、取り扱いがお気軽♪
防水じゃないけど濡れないように注意しながら海の中にも行きました。もしこれが100万もするライカだったらこうは行かない・・・。10万円のX100Fでも少し躊躇したかもしれないです。
イルカの水しぶきがカメラにかかっても、まぁいっかって思えました。その後しっかり拭いたのできっと大丈夫。
とは言うても安い5Dでも慎重にはなります。水の中の子供たちはとってもいい表情をするから防水カメラが欲しくなりました。
一眼レフのAFのお陰で、連写をしなくてもイルカが撮れた
連写はあとで選別が大変だから、今回の旅も使いませんでした。それでも動くイルカも撮れていて良かったです。一眼レフのAFのお陰。14年前のミラーレスカメラだったらきっと私の腕では無理だと思います。
そんで、5Dのノスタルジックな描写はやっぱり大好き
ノスタルジックさ・・・感じなかったらごめんなさい。たぶん周辺減光が出るとそんな雰囲気になります。自己満足です。
肉眼レフの心境になれた
以前も記事にしたのですが、肉眼レフとは撮れないときは心にプリントするって心境。私はこれを意識すると、撮ることにガツガツせずその場を楽しむゆとりが持てます。

5D+EF50mm F1.8で撮った日間賀島スナップ
これが家の近所なら良いけど、旅行先だともう少し背景全体を入れたいと感じながら撮っていました。




ここがどこか分からない写真が多め。ちょっと画角が狭いかなと感じました。
あと余談ですが、海の色って空の色なのかな?最初はどんより曇り空で、その時は海も濁って写り、青空になってくると海も青く写りました。



日間賀島の人気スポットのハイジーのブランコに乗ってる所。こういうのも全体を入れたいと思うと、どうしても縦構図になります。横だと二人のアップしか撮れません。後ろは崖で下がれなかったし、こういう時も50mmは狭かった。


風景も広角だと、どんな写真が撮れたのかなって想像しちゃう。

これ交番です。どこまでもタコ推しの日間賀島。こういう温かさにほっとします。





旅には広角〜標準ズームレンズが便利なんですよね。それを痛感しました。
5D+EF50mm F1.8は日常のスナップ用
5D+50mmが旅先で不便に感じたことは
- Wi-Fi
- 大きなシャッター音
- 背面液晶が小さい
- 50mmの画角が狭い
やっぱり旅にはX100Fの方が向いているのかな。
