こんにちは、めぐちんです
カメラのお勉強シリーズ、カメラの○○を調節すると写真の何が変化するの?
『カメラをはじめたら最初に覚えたい4つ基本』を一つ一つ解説しています。
~その4つとは~
- 露出
- F値
- シャッタースピード
- ISO感度
カメラちん
今回は、F値(絞り)について!
めぐちん
エフチ?しぼり?
タップでジャンプ!
F値(絞り値)とは
【F値】;えふちとは?
カメラに光を取り込むための、レンズの穴の大きさを数値化したもの

カメラの中にレンズの穴から光を入れる→フィルムやセンサに光が当たる。
このカメラに光を取り込むレンズの穴の大きさを表しているのが『F〜』という数字です。
F値とレンズの穴の大きさの関係はこんな感じです。↓

※画像はFUJIFILMサイトより引用
カメラちん
人の瞳孔を思い浮かべると分かりやすいかな。
瞳の黒い部分が暗い場所では大きくなって、明るい場所では小さくなる。
あの動きと同じなんだよ!
めぐちん
なるほど!
瞳孔と同じように、レンズも光が通る場所を小さくしたり大きくしたりして、カメラに入る光の量を調節しているんやね。
そしてF値を調節すると、写真の何が変化するの?
それは『ボケ味』です。
目の前に人差し指を近づけて、指をじーっと見ると背景がボケますよね。それと同じ現象です。
カメラのF値を調節すると、写真のボケ味が変化する
今度はこれについて、作例と一緒に見ていきます。
F値とボケ味の関係【サンプル写真】
写真が一気に上達した気分になれるのが『ボケ味』。
カメラちん
このF値と、カメラ・被写体の位置関係をうまく調節すれば、ボケ味をコントロールできるようになるよ!
サンプル写真は、F16からF2までF値を一段ずつ小さくして撮影しました。
(紛らわしいのは、F値が大きいほど穴は小さく、F値が小さいほど穴は大きくなります)







めぐちん
F値が小さくなればなるほど、背景がボケてる!
カメラちん
本当だね!あともう一つボケ味をつくるコツは、カメラと被写体と背景の距離にある!
この作例データ
- カメラとマカロン(被写体);20㎝
- マカロンと牛;20㎝
- 部屋の奥行き;約5m
という位置で固定をし撮影した1例です。
よりボカすコツ
- カメラと被写体はより近く
- ボカしたいものはより遠く(奥行きがある場所)
※この位置関係しだいで同じF値でもボケ味は変化する。
まとめ
F値は光を通す穴の大きさを表す値。
この数値を調節すると…
- カメラへ取り込む光の量を穴の大きさで調節することができる
- 写真のボケ味を調節することができる。
F値の役割は大きくこの2つです。
めぐちん
よし!覚えたよぉ。次はシャッタースピードにいってみよう
次ぎは「カメラの S Sを調節すると写真のブレが変化する!」

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